初場所の新番付発表 翠富士が新入幕「(番付の)一番上の段は字の大きさも違ってうれしい」

[ 2020年12月24日 16:28 ]

11月場所の十両優勝決定戦で、勝ち名乗りを受ける翠富士
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 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月10日初日、両国国技館)の新番付を発表し、翠富士(24=伊勢ケ浜部屋)が新入幕を果たした。静岡県出身では10年春場所の磋牙司以来、戦後5人目。両国国技館でオンライン会見に臨んだ翠富士は「(番付の)一番上の段は字の大きさも違ってうれしい」と喜んだ。

 近大を中退して16年秋場所で初土俵を踏み、今年春場所で新十両に昇進。新十両場所は負け越したものの4場所で幕内の座を手にした。「だいぶ早く上がれた」という要因については「体重が10キロぐらい増えたこと。持っていかれるというのがなくなった」と分析した。現在は118キロまで増えたという。

 十両優勝した11月場所では、得意の肩透かしで4勝を挙げ、巻き落とし、ずぶねりも決めた。「意識してやってはいない。流れの中で、小さいときにやったのが出ているんじゃないか。(身長1メートル71と)小さい方なので盛り上がってくれたらうれしい。10勝して三賞を獲りたい」と意欲を示していた。

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2020年12月24日のニュース