明大WTB石田 大学日本一を手土産に東京五輪へ

[ 2020年12月23日 16:00 ]

「最大の目標がオリンピック」と語った明大ラグビー部の石田吉平
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 来年1月2日に全国大学選手権準決勝・天理大戦(秩父宮)を控える明大ラグビー部が23日、東京都世田谷区の自校グラウンドで練習を行い、WTB石田吉平(2年)が「まずは大学日本一を獲って、セブンズに専念したい」と意気込みを語った。

 石田は7人制の東京五輪日本代表候補だが、コロナ禍の今年度は大学での活動に専念。一方で「セブンズは体が小さくてラグビーを続けるかどうか(高校時代に)迷っていた自分に、続けるきっかけを与えてくれた」と話し、東京五輪は「最大の目標」ときっぱり。25日には日本協会から第3次五輪スコッドが発表されるが、今回もメンバーに残れば、大学選手権終了後は代表活動に専念する意向だ。

 もちろん“手土産”として、大学日本一のタイトルはほしいところ。相手の天理大はCTBシオサイア・フィフィタ(4年)ら破壊力抜群の外国人選手を擁し、セットプレーも強力。石田は「アタックでは横の動きで揺さぶりたい。ディフェンスでは下に(タックルに)入りたい。小さい選手が大きな選手に勝てることを証明する」と話し、まずは3大会連続の決勝進出へ全力を尽くす構えだ。

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2020年12月23日のニュース