リーチ「経験を若い世代に伝えたい」 人材育成プロジェクト立ち上げ

[ 2020年12月23日 15:21 ]

JiNZプロジェクトの発足会見を行ったリーチ・マイケル
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 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(32=東芝)が、元日本代表の立川理道(31=クボタ)らと若手人材育成を目的に立ち上げた「JiNZプロジェクト」の発足記者会見が23日、オンラインで行われ、リーチは「経験を若い世代に伝えたい。大事なことは継続すること。具体的なゴールはないが、若い選手にチャンスを与えるところから地道にやりたい」と意気込みを語った。

 プロジェクトは以前から留学生支援やラグビークリニックなどを行っていたリーチが、同様の活動をしていた立川らと意気投合。個別の活動よりも賛同企業からの支援を集めやすい面もあり、ラグビー界の現役・OB計9人で立ち上げた。主な活動はチャリティーイベントの開催、留学生制度、学生支援、学生チームや企業との連係、アジアラグビーの強化・普及など。選手との両立は難しい面もあるが、リーチは「現役で影響力があるうちにやった方がいいと思った」と話した。

 メンバーは2人の他に浅原拓真(日野)、小倉順平(キヤノン)、松井千士(キヤノン)、梶村祐介(サントリー)、斎藤直人(サントリー)、元日本代表のトンプソン・ルーク氏、元慶大ラグビー部主将の古田京さん。

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2020年12月23日のニュース