松山英樹に初コーチ 目沢秀憲氏と来年からタッグ 17年以来米ツアー勝利へ

[ 2020年12月23日 05:30 ]

松山英樹(AP)
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 男子ゴルフ日米通算13勝を挙げ、世界ランキング20位につける松山英樹(28=LEXUS)が来年からコーチとして目沢秀憲氏(29)を迎え入れることが22日、分かった。松山にとっては初めてのコーチになる。

 米女子ツアーを主戦場とする河本結(22=リコー)のコーチを務める目沢氏は、名門・日大ゴルフ部を経て米国にコーチ留学。TPIレベル3という米国のレッスンプロの資格を取得し、若手の注目コーチとして知られている。松山のマネジメント事務所によると、契約などの詳細については今後詰めていくという。

 米ツアー参戦8年目の松山はこれまで特定のコーチを定めず、必要な時にアドバイスを受けるスタイルでレベルアップを図ってきた。今年は11月のヒューストン・オープンで2位に入るなどトップ10に4度入って上位争いに加わるも、17年のWGCブリヂストン招待以来の勝利には一歩及ばなかった。

 今月に出席したイベントで「来年は勝ちたい。今は5勝なので“6”に早く塗り替えたい」と、米ツアー6勝目への強い思いを語っていた松山。新コーチの「チーム松山」入りは、さらなる進化への大きな力となりそうだ。

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