五郎丸の歩み 3歳でラグビー始める 大学、社会人で日本一 海外移籍も

[ 2020年12月10日 05:30 ]

ラグビー15年W杯代表、五郎丸歩 TL新シーズン限りで引退

早大4年の08年、日本一に輝き涙を流しながら「荒ぶる」を歌う五郎丸(右端)ら
Photo By スポニチ

 【五郎丸の歩み】

 ▼86年3月1日 福岡県福岡市に生まれる
 ▼89年(3歳) ラグビー好きの両親の影響で地元スクールでラグビーを始める
 ▼01年4月 兄・亮(元コカ・コーラ)の背中を追い、佐賀県立佐賀工業高に入学。花園では3年連続8強入り
 ▼04年4月 早大に入学。1年からレギュラーFBに定着
 ▼05年4月16日 日本代表セレクションマッチで活躍し、南米遠征に参加。ウルグアイ戦で初キャップを獲得
 ▼06年2月12日 日本選手権2回戦のトヨタ自動車戦に先発し、大金星(28―24)に貢献。
 ▼07年12月2日 最後の早明戦に4年連続で先発出場し、全勝優勝に貢献。大学在籍4年間で対抗戦は無敗だった
 ▼08年1月12日 大学選手権決勝で慶大を26―6で破り優勝。在学4年間で3度の大学日本一を達成した
 ▼08年4月 ヤマハ発動機に入社
 ▼同9月7日 TL開幕クボタ戦に15番で先発デビューも21―22で敗戦
 ▼11年2月12日 シーズンを11位で終え入れ替え戦へ。九州電力を相手に12―10とわずか2点差勝利。五郎丸は1トライ1ゴールで貢献
 ▼同4月 清宮氏が新監督に就任。早大時代の05年度以来、6年ぶりの師弟タッグ再結成
 ▼12年2月 11~12年シーズンを終え、得点王、ベストキッカー賞、ベストフィフティーンの3タイトルを獲得
 ▼同4月28日 エディー・ジョーンズ氏が新ヘッドコーチに就任した日本代表に招集され、カザフスタン戦に先発
 ▼13年6月15日 ウェールズ戦に先発し、当時世界ランク5位の強豪を23―8で破る大金星に貢献
 ▼15年2月28日 日本選手権決勝でサントリーを15―3で破り、ヤマハ発動機として初タイトル
 ▼同8月31日 W杯代表31人が発表され、初選出される
 ▼同9月19日 世界ランク3位、優勝2度(当時)の南アを34―32で破る大金星。五郎丸は後半の1トライを含む2ゴール5PGの24得点をマーク
 ▼同10月11日 1次リーグ敗退決定後の最終米国戦に28―18で勝利。目標の8強入りならず試合後は号泣
 ▼同10月13日 日本に帰国。羽田空港はファンでごった返すフィーバーに
 ▼同11月4日 スーパーラグビー(SR)のレッズ(オーストラリア)入りが決定
 ▼16年2月27日 SR開幕ワラタス戦に前半途中から出場してデビュー。1ゴール1PGもチームは10―30で敗戦
 ▼同5月21日 ホームでのサンウルブズ戦に移籍3度目の先発も負傷交代
 ▼同6月8日 フランス1部リーグのトゥーロン移籍が正式決定。ヤマハ発動機を退社
 ▼同11月6日 リヨン戦の後半16分から途中出場してフランスデビュー
 ▼17年6月5日 トゥーロンを1季限りで退団し、ヤマハ発動機への復帰が決定
 ▼20年12月9日 21年シーズン限りでの現役引退を発表

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月10日のニュース