青学大・原監督 今年は「絆大作戦」 箱根駅伝2年連続6度目Vへ「絆を取り戻す活動を」

[ 2020年12月10日 15:46 ]

青学大・原監督
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 第97回箱根駅伝(2021年1月2、3日)の記者会見が10日、オンラインで行われ、2年連続6回目の優勝を狙う青学大の原晋監督(53)は恒例となったテーマを「絆大作戦」と発表した。

 記者会見直前、ツイッターで「今年は真面目にシンプルに行きます」と予告した原監督。監督就任17年目に掲げた「絆大作戦」には、チーム内の絆だけでなく「コロナ禍で様々な偏見や差別、会いたくても会えない故郷の仲間、彼女や彼氏…つながりが薄れている」という社会情勢も反映した思いを込めた。「レースにおいても一人のブレーキが総合優優勝から1歩、2歩と後退する。絆を大切にレースに挑みたい」とタスキリレーで絆を体現する構えで、「箱根駅伝を通して多くの国民のみなさんに元気と勇気、絆を取り戻す活動をしていきたい」と誓った。

 「コロナに負けるな大作戦」を発令した11月の全日本大学駅伝はまさかの4位。連覇を目指す箱根に向けては「順調にトレーニングができている」とし、「キーマンは全ての選手。チーム47名、全員がキーマン。総合優勝に向けて一丸となって戦っていきたい」と力を込めた。

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2020年12月10日のニュース