白鵬 横審からの“注意”に初めて言及「期待に応えていくだけ」

[ 2020年12月10日 05:30 ]

石浦(右)の当たりを受け止める白鵬
Photo By 代表撮影

 右膝の負傷で3場所連続休場中の横綱・白鵬(35=宮城野部屋)が9日、11月場所後の横綱審議委員会で「注意」を決議されたことについて初めて言及し「2場所連続全休が初めて。だから今回そうなったというのは分かるし、あとはやっぱり(期待に)応えていくだけじゃないかな」と復活への意気込みを示した。

 復活を期す初場所(来年1月10日初日、両国国技館)に向け、既に相撲を取る稽古を始めており、この日は都内の宮城野部屋で両膝のストレッチや基本運動、立ち合いの確認などを行った。18日からの合同稽古には参加予定だが、左膝の回復具合については「まだまだ。日に日にという感じ」と説明した。

 初場所では貴景勝が初の綱獲りに臨む。「強い壁があって(それを)越えて上がるべき。どこかでぶつかるわけだから思い切りいきたい」と昨年九州場所を最後に対戦のない貴景勝との取組を待望。優勝などの明確な目標は掲げず「自分がやることを積み重ねて頑張る」と決意をにじませた。

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2020年12月10日のニュース