筑紫 初8強へ長木監督「一戦一戦、決勝戦のつもりで」全国高校ラグビー27日開幕

[ 2020年12月10日 05:30 ]

練習後に整列する筑紫フィフティーン
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 第100回全国高校ラグビーは27日に開幕する。歴史を塗り替えるベスト8を目標に掲げる福岡第2代表、筑紫の長木裕監督は「一戦、一戦、決勝戦のつもりで。そういう声掛けをしていきたい」と話す。

 県予選決勝の修猷館戦では、FWを中心とした攻めで前半から4トライを奪い流れを引き寄せた。初戦の坂出第一(香川)戦に向け、指揮官は「ラインアウトからのスクラムだったり。FW(の頑張り)は絶対でしょうね。あとは、いかに体を当てられるか」とポイントにし、練習から重点的に取り組んでいた。 

 過去最高は1991年度、2015年度の1勝。初戦を突破すれば2回戦で東福岡と同県対決の可能性がある。今年のチームは東福岡の練習場に出稽古に行き、何度も体をぶつけてきた。チーム主将でロックの藤田幹太(3年)は「接点の強さを肌で感じられた」と感謝する。東福岡と花園で戦うことはチームの一つの目標でもあっただけに、まずは初戦に全てをぶつける。

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