フィギュア全日本ジュニア選手権 女子は16歳・松生が初優勝 圧巻ノーミス演技で圧勝

[ 2020年11月24日 05:30 ]

<全日本ジュニアフィギュアスケート選手権第最終日 女子フリー>優勝の松生理乃(撮影・長久保豊)
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 フィギュアスケート全日本ジュニア選手権最終日は男女フリーが行われ、女子はショートプログラム(SP)首位の松生理乃(16=中京大中京高)がトップの129・32点をマークし、合計198・38点で初優勝した。男子はSP首位の本田ルーカス剛史(18=木下アカデミー)が129・13点で3位となり、合計209・48点で逃げ切った。優勝者は来年3月の世界ジュニア選手権(中国)出場が内定した。

 SPに続いて完成度の高い演技を見せた松生が圧勝した。基礎点が1・1倍となる後半に連続ジャンプを集中させて得点を上積みし、表現力が評価される演技点でも全体トップだった。「SPもフリーもノーミスで優勝することができて本当にうれしい」と喜んだ16歳は「(合計)200点まであと少し、というのは夢にも思わなかった。あと少しと思ったら欲も出る。200点を目指して頑張りたい」と次を見据えた。

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