早大、開幕6連勝で2季ぶり対抗戦優勝へ王手 12・6明大戦で決める!

[ 2020年11月24日 05:30 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大22―11慶大 ( 2020年11月23日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<早大・慶大>前半34分、トライを決めた槙(右から2人目)を祝福する丸尾(右)、河瀬(右から3人目)ら早大フィフティーン
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 3試合が行われ、97度目を迎えた伝統の早慶戦は早大が22―11で慶大を退け、開幕6連勝を飾った。序盤は堅いディフェンスの前に攻めあぐねたが、決定力のあるバックス勢が計3トライを奪い勝負あり。早大は12月6日の明大戦(秩父宮)に勝つか引き分けると、2季ぶり24度目の対抗戦優勝が決まる。両校の対戦成績は早大の70勝7分け20敗(全国大学選手権を含め78勝8分け21敗)となった。

 伝統の技と意地をぶつけ合い、最後はライバルにたたみ掛けてロースコアながら完勝。感染者が増加傾向にあるコロナ禍にあって今季、対抗戦最多の9531人が見守った熱戦を終えた相良南海夫(なみお)監督は、「お互いが持ち味を出した、早慶戦らしい一戦だった」と勝利の味をかみしめた。

 序盤はボールを保持しながらも慶大の「魂のタックル」を前に前進できず、ゴールに迫ってはジャッカルの餌食となり好機を逸した。前半15分までに犯したペナルティーは3度。ディフェンスからリズムをつくる相手のペースになりかけたが、流れを変えたのが決定力のあるバックスだ。

 3点を追う前半21分、わずかな隙を見つけたSO吉村が防御網を突破し逆転トライ。同34分にはターンオーバーからの速攻で左右に揺さぶり、大外でWTB槙が2トライ目。4点差に迫られた後半26分、約20次の長い攻防から、FB河瀬が得意のランでトライ。相良監督は「準備してきたことを試合で表現できるようになった」と選手たちを称えた。

 11季ぶりに大学日本一に輝いた昨季から、ハーフ団など主力数人が卒業。特にSO岸岡(現クボタ)の後釜となる吉村は重圧がかかる立場だが、10番の定位置を固めつつある。中盤からはハイパントを多用して流れを変えるなど、司令塔としても成長。指揮官も「ゲームの組み立ても冷静で、周りとのコミュニケーションも活発」と成長に目を細めた。

 2週間後は昨年度は7―36と完敗した明大戦。優勝の懸かる一戦へNo・8丸尾主将は「力の出し合いになるので、我慢強さにこだわる」と口元を引き締めた。 

 ▽対抗戦優勝の行方 23日時点で可能性を残すのは早大(勝ち点24)、明大(同20)の2校に絞られた。12月6日の直接対決で早大は勝利(同28)か引き分け(同26)で優勝。明大が勝てば両校が勝ち点24で並ぶが、今年度は勝ち点が並んだ場合に「当時校の直接対決」により順位を決めるため、明大が優勝となる。

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