ラムズが敵地でバッカニアーズを撃破 ゴフが3TD ブレイディーは苦闘

[ 2020年11月24日 13:38 ]

パスで3つのTDをマークしたラムズのQBゴフ(AP)
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 NFLは23日、フロリダ州タンパで第11週の残り1試合を行い、ラムズが27―24(前半17―14)で地元のバッカニアーズを下して7勝3敗。シーホークスと同率ながら直接対決で勝っているためにNFC西地区の首位となった。

 QBジャレッド・ゴフ(26)は51回中39回のパスを通して376ヤードと3TDをマーク。クーパー・カップ(27)が11回のレシーブで145ヤード、ロバート・ウッズ(28)が12回(1TD)で130ヤードを稼ぐなど、両WRもオフェンスにうまく絡んだ。

 同点で迎えた第4Qの残り2分40秒には、2019年のドラフトでバッカニアーズに5巡目(全体145番目)に指名されながら今年の9月に解雇されていたマット・ゲイ(26)が40ヤードのFGを決め、これが決勝点。ゲイは前週にラムズと契約したばかりでこれが新天地初戦だったが、土壇場では貴重なFGを成功させた。

 バッカニアーズは7勝4敗となり、NFC南地区では首位セインツに1・5ゲーム差の2位。QBトム・ブレイディー(43)のパス成功は48回中26回で、216ヤードと2TDをマークしたものの、第4Q残り1分49秒にこの日2度目のインターセプトを喫して敗れ去った。

 リーグ最年少の指揮官でもあるラムズのショーン・マクベイ監督(34)が就任した2017年シーズン以降、ラムズは前半でリードした試合では32戦全勝。バッカニアーズ戦では後半に2度、同点とされたが接戦をものして“不敗記録”を更新した。

 なおこの試合の審判は7人全員が黒人。これはNFL史上初めての出来事となった。

 <第11週の結果>

 ▼19日
*シーホークス(7勝3敗)28―21カージナルス(6勝4敗)

 ▼22日
*ブラウンズ(7勝3敗)22―17イーグルス(3勝1分け6敗)
*セインツ(8勝2敗)24―9ファルコンズ(3勝7敗)
*ワシントン・フットボールチーム(3勝7敗)20―9ベンガルズ(2勝1分け7敗)
*パンサーズ(4勝7敗)20―0ライオンズ(4勝6敗)
スティーラーズ(10勝)27―3*ジャガーズ(1勝9敗)
タイタンズ(7勝3敗)30―24(延長)*レイブンズ(6勝4敗)
*テキサンズ(3勝7敗)27―20ペイトリオッツ(4勝6敗)
カウボーイズ(3勝7敗)31―28*バイキングス(4勝6敗)
*ブロンコス(4勝6敗)20―13ドルフィンズ(6勝4敗)
*チャージャーズ(3勝7敗)34―28ジェッツ(10敗)
*コルツ(7勝3敗)34―31(延長)パッカーズ(7勝3敗)
チーフス(9勝1敗)35―31*レイダース(6勝4敗)

 ▼23日
ラムズ(7勝3敗)27―24*バッカニアーズ(7勝4敗)

 *はホームチーム

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