報徳学園 全国V校の天理も撃破し花園決めた 山村3兄弟の末っ子が攻守に活躍

[ 2020年11月24日 05:30 ]

<天理・報徳学園>前半、相手タックルにもひるまず突進する報徳・山村(撮影・井垣 忠夫)
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 全国高校ラグビー大会の近畿ブロック代表決定戦が23日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場第2グラウンドであり、報徳学園が天理の追い上げをかわして15―7で勝ち、5大会連続46回目の出場を決めた。CTB山村和也(2年)が攻守で活躍。6府県の2位校で争った大会で、全国優勝経験がある京都工学院(旧伏見工)、天理を撃破した。

 2年生CTBT山村の「報徳愛」は強い。兄2人がOB。長男尚也さん(24)と次男知也(22=リコー)は13年度に全国8強に進んだ。兄超えを掲げて入学したからには、花園を逃すわけにはいかなかった。

 7―0の後半5分、自陣からの展開を中央ライン、左サイドで受けた。「スペースがあった」と勝負を仕掛ける。ステップと下半身の強さで50メートル独走トライ。「練習してきた形」。後半最初のトライを奪い天理心理に深いダメージを与えた。

 兵庫決勝で関西学院に敗れ、チームは生まれ変わった。「円陣で話す人の目を見るようにした」。人の話をしっかり聞く―。小さな試みは「バラバラだった試合中のコミュニケーションが取れるようになった」という大きな効果をもたらした。

 準決勝は京都工学院を撃破。決勝は、白波のような波状攻撃で来る白いユニホームを、連係を保って防いだ。山村はタックルの雨を降らせた。名門撃破で一戦ごとの成長は明白。今年こそ、初の全国4強だ。 

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