サーフィンワールドゲームズ出場メンバー「波乗りジャパン」決定 松田詩野「メダルを獲って五輪へ」

[ 2020年11月3日 15:49 ]

松田詩野
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 日本サーフィン連盟は3日、来年5月に開催される東京五輪世界最終予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、エルサルバドル)に出場する代表メンバー「NAMINORI JAPAN」の合同記者会見をオンラインで行った。

 男女各3人が出場でき、男子は五十嵐カノア(23=木下グループ)、村上舜(23)、女子は松田詩野(18)、都筑有夢路(19)がすでに選出済み。残り1枠を懸けて、この日まで行われていたジャパンオープン(千葉県一宮町釣ケ崎海岸)で男子は大原洋人(23)、女子は前田マヒナ(22)が選ばれたことで、メンバーが出そろった。

 会見には五十嵐を除く5選手が登場。昨年のWGで条件付き出場権を獲得した村上は「昨年は4位で、リベンジするチャンスが訪れた。ゴールドを目指して頑張りたい」。同じく条件付き出場権を得ている松田も「メダルを獲って、五輪に向けてやっていきたい」と意気込んだ。

 東京五輪に出場できるのは、男女各最大2枠。男子は五十嵐が出場をほぼ手中に収めている状態で、残り1枠に入るためにはWGで5位以内に入ることが条件。女子は7位以内に入った上で、日本人2位以内に入ることが必要となる。宗像富次郎副理事長は「世界戦で勝ちに行けるメンバー。枠をしっかり確保しに行きたい」と話した。

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2020年11月3日のニュース