新入幕・天空海 横綱2人の“金言"胸に快進撃だ!感謝の気持ち11月場所で示す

[ 2020年11月3日 05:30 ]

稽古場に立つ新入幕の天空海(日本相撲協会提供)
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 新入幕の天空海(あくあ、29=立浪部屋)は横綱2人の教えを胸に11月場所(8日初日、両国国技館)に臨む。元貴乃花親方(元横綱)の付け人を務めたことがあり「前に出るのを意識しなさい。おまえの持ち味はそこ」と指導を受けたことがある。関取になった今でも「胸に秘めている」。そこから始まった縁で、貴乃花部屋の後援者だった人からは座布団が贈られた。

 6日に30歳を迎えるが「年は関係ない。まだ30」と言い切る。そう思えるようになったのは元横綱・日馬富士の言葉が影響している。以前、年を聞かれ「もう27です」と答えると「まだ27だ」と返されたという。それで意識が変わった。「いろんな人から吸収したものが生きていると思う」。初土俵から丸10年の新入幕場所では、感謝の気持ちを結果で示していく。

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2020年11月3日のニュース