対抗戦連覇と学生王座奪回へ…明大 11トライで白星発進

[ 2020年10月4日 14:50 ]

関東大学ラグビー対抗戦グループ   八幡山G ( 2020年10月4日    明大73―15立大 )

<明大・立大>前半 トライを決める明大・山本嶺(左から2人目)撮影・久冨木 修)
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 新型コロナウイルスの感染防止対策として無観客で開幕戦が行われ、対抗戦連覇と学生王座奪回を狙う明大が11トライを挙げて白星発進した。SO山沢(4年)らが負傷離脱しており、ロックの山本嶺(京都成章)とSO池戸(東海大相模)の2人が1年生ながら開幕スタメンに名を連ねた。

 先制は明大。前半3分、左ラインアウトから展開し、No・8箸本主将(4年)からパスを受けたWTB石田(2年)がポスト左へトライを決めた(7―0)。立大は7分にPGで3点を返したが、明大は9分にモールから出た箸本主将が山本嶺へパスを通し、ルーキーにデビュー戦トライをプレゼントした(14―3)。さらに明大はモールやターンオーバーからのカウンターで前半に4トライを追加。池戸が左タッチ際からを含むコンバージョン4本を決め、38―3で折り返した。

 明大は後半にも5トライを追加して大勝。プロップを入れ替えてからスクラムを押し込む場面もあったが、セットプレーやFW戦にそれほどこだわらず、箸本主将を中心に速くボールを展開するアタックが目立った。立大も45―3で迎えた後半7分にゴール前ラインアウトからトライを返し、59―8の28分にも左右に揺さぶってFB小林(4年)がトライ。FWに負傷者を出しながらも、ファーストタックルで相手攻撃を止めるなど健闘を見せた。

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2020年10月4日のニュース