コロナ禍の大学ラグビーが開幕 筑波大が慶大を下す

[ 2020年10月4日 13:21 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   筑波大 30―19 慶大 ( 2020年10月4日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<慶大・筑波大>後半、トライを決め、仁熊(左)に祝福される筑波大・植村(撮影・吉田 剛)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、関東大学対抗戦Aグループは例年の約1カ月遅れで開幕し、開幕試合は筑波大が慶大を30―19で破り、勝ち点4を獲得した。4日は他の3試合、リーグ戦1部の4試合も一斉に行われる。

 前半を10―5で折り返した筑波大は後半開始直後にFB植村陽彦(2年)が約30メートルを突破するトライ。再び5点差とされた直後の後半19分にも、植村が約40メートルを1人で走りきって2トライ目をマーク。さらにSO山田雅也(4年)が2PGを加え、追いすがる慶大を突き放した。

 対抗戦、リーグ戦を主催する関東ラグビー協会は、今年度の全56試合中、29試合を無観客で開催することを決定。秩父宮ラグビー場、熊谷ラグビー場などで開催される残りの27試合についても、入場制限を設けた上で、観客に対する検温、消毒やマスク着用を呼びかけて開催する。

 これまで勝ち数で順位を決定していた対抗戦については、新型コロナの影響で不戦勝・不戦敗が発生した場合に備え、勝ち点制を導入し、最終順位を決める。ポイントは勝ち=4、引き分け=2、負け=0で、全日程を実施できた場合は、ボーナスポイント制(4トライ以上と7点差以内の敗戦の各1点)を併せて採用する。

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