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福士加代子 5大会連続五輪へ再出発 「これは死ぬしかない」と粘って3位

[ 2020年9月25日 19:46 ]

陸上・関西実業団選手権 ( 2020年9月25日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

陸上の福士加代子(中)は復帰戦で3位になり、優勝した一山麻緒(左)、安藤友香と記念撮影
Photo By スポニチ

 女子1万メートルで福士加代子(38=ワコール)が、3月の名古屋ウィメンズマラソン以来、半年ぶりのレースに出場し、32分17秒65の3位に入った。一山麻緒、安藤友香らワコール勢に引っ張られるようにレースを進めた。5000メートル過ぎ、給水を機に一気に先頭へ。

 「変なカンがある。2人のペースも上がる感じがしなかった。連戦だし。このままズルズル行ってしまって最後も上がらないような気がした。ギリギリの状態だったけど、これは死ぬしかないと思った」

 7000メートル過ぎから苦しくなり、2人に離されたものの、ペースを懸命に守って3位でゴール。「久しぶりに時計を見て走った」と、12月の日本選手権(長距離)の参加標準記録32分25秒00をクリアし、今大会の目標を達成した。「死ぬしかない」と心にムチを入れた果敢な攻めが報われた。日本選手権で東京五輪参加標準記録(31分25秒00)を突破して優勝すれば、五輪代表が決まる。

 レース後は「スピードも持久力もない、ない、ない」と自虐的ながら、表情は明るい。マラソン代表を逃したものの、トラックの道が残っている。柔道・谷亮子と並ぶ日本女子の夏季五輪最多、5度目の出場へ、再出発をした。

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