荒磯親方 まるで番付が逆のよう…正代、完璧な相撲で貴景勝破った

[ 2020年9月25日 21:41 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2020年9月25日    両国国技館 )

<大相撲9月場所13日目>攻め合う正代と貴景勝(右)(撮影・西海健太郎)
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 翔猿は何をしてくるか分からないところがあり、相手を警戒させることにより、自分のペースに持っていきました。隆の勝は立ち合いで中腰から出ていくのですが、この日はいつもより腰を下ろしていました。結果的に待ったのようになりましたが、翔猿はその後の反応がよく、腕を取って横に動くタイミングも抜群でした。元々、自分の形にして勝つタイプではないのですが、今は相手が思うように動いてくれています。何をやっても勝てるという感じになってきています。

 正代は立ち合いで体を反りながら貴景勝の突きを吸収し、それで勝負ありでした。左のはずで右を殺し、突き落としにも体はまったくぶれませんでした。上半身は柔らかく、下半身が硬いので、貴景勝の力は全く伝わりません。大関と関脇の番付が逆ではないかと思わせる内容で、完璧な相撲でした。14日目は調子の上がってきた朝乃山との対戦です。朝乃山が勝てば誰が優勝してもおかしくない状況になりますが、正代も絶好調だけに楽しみな一番になります。(元横綱・稀勢の里) 

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