松山英樹 チャージ不発17位 1番で悪夢のダボ…悲願V消えた「ショットを修正し切れなかった」

[ 2020年9月22日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン最終日 ( 2020年9月20日    ニューヨーク州 ウイングドフットGC=7477ヤード、パー70 )

14番でショットを放った後に渋い顔を見せる松山(AP)
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 5打差の4位から出た松山英樹(28=LEXUS)は1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの78と落とし通算8オーバーの17位。日本人選手初の4大メジャー制覇を逃した。ブライソン・デシャンボー(27=米国)が2打差の2位からこの日最少の67をマークし、通算6アンダーでメジャー初優勝。石川遼(29=CASIO)は通算18オーバーで51位、今平周吾(27=フリー)は82を叩き25オーバーの61位に終わった。

 悲願のメジャー制覇の夢は、出だしで打ち砕かれた。前の組のトラブルで3分遅れのスタートだった1番パー4。松山のティーショットは左に曲がり、深いラフにつかまった。フェアウエーからの第3打はピン手前に落ちたが、傾斜で大きく戻される。そこから3パットのダブルボギー。5打差を追うには痛すぎる出遅れだった。

 「ショットを修正し切れなかった」と2番から4番もティーショットをフェアウエーに置けず、3連続ボギー。最後までショットは安定せず「何もいいところがなかった」とぶっきらぼうだった。
 伏線はあった。第3ラウンドの15番から、ティーショットが左右に曲がってスコアを落とした。ホールアウト後は日没まで練習したが、一夜明けても違和感は解消されなかった。ピンが大きく揺れる強風のなか、わずかなショットのぶれが傷口を広げ、フェアウエーキープ率は43%。パーオン率38%台に低下。「最後の方は自信を持って打てなくなってしまった」と漏らした。

 3年前、全米プロ選手権の最終ラウンド後半に首位から5位に滑り落ち「勝てる人になりたい」と涙を流した。今回は優勝争いにさえ加われず「重圧は少なからずあった。(成長を)何も感じない」と自己評価は低い。

 ただ、いつ手が届いてもおかしくないことは3日目までのプレーが証明した。11月には初の秋開催となるマスターズが控える。「修正する力をつければ優勝するチャンスも増える」。課題を突きつけられても、立ち止まるわけにはいかない。

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