【27歳の浅田真央】マラソン初挑戦「久しぶりの金メダルでうれしい!」

[ 2020年9月22日 07:42 ]

17年12月、ホノルルマラソンを完走した27歳の浅田真央さんは金メダルを手に笑顔(撮影・会津 智海)
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 フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダル、世界選手権3度優勝の浅田真央さん(29)が、9月25日に30歳の誕生日を迎える。

 20代最後の演技となった8月30日の「浅田真央サンクスツアー」栃木公演後に、「20代はホントに色々な経験をしました。乗り越えなければならない壁がたくさんありましたが、自分なりに乗り越えてきました」とコメント。何を経験し、どんな壁を乗り越えてきたのか。節目の一日を前に、印象的な言葉とともに浅田さんの20代を振り返る。第8回は27歳。

 勝負のリンクに別れを告げた浅田さんが、新たな挑戦に選んだのはマラソンだった。舞台は氷上から陸上へ、足元はスケート靴からシューズへ。17年10月、スポニチの取材に熱い思いを打ち明けた。

 「引退して、これから何がしたいのかなって、悩みながら過ごしていた。マラソンを走りたい気持ちはずっと前からあって、このタイミングで走ることになった。すっごい楽しみ!」

 17年12月10日、JALホノルルマラソンで初めて42・195キロを駆けた。目標にしていた4時間30分切りには及ばなかったが、4時間34分13秒で完走。金色の完走メダルをかけられると、達成感に包まれた。

 「久しぶりの金メダルでうれしい!」

 開催地のハワイは、浅田さんにとって思い出の地だった。10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した後、今は亡き最愛の母・匡子さんと姉・舞さんと家族旅行で訪れた。レース前日の9日は匡子さんの命日でもあった。応援に駆けつけた舞さんと抱き合うと、涙が浮かんだ。

 「母と舞と3人で旅行に来て以来のハワイで、すごく不思議な思い。舞も来てくれて、きっと母も一緒に見ていたと思うので、完走できて良かった」

 活躍の舞台は、再び氷上へと移る。「今まで応援してくれたファンのみなさんに、感謝を伝えたい」。18年5月3日、自身が主役を務めるアイスショー「浅田真央サンクスツアー」が始まった。(杉本 亮輔)

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