荒磯親方 正代だからできる新技「リストアップ」、優勝へいい流れ

[ 2020年9月22日 22:04 ]

大相撲秋場所10日目 ( 2020年9月22日    両国国技館 )

<大相撲秋場所10日目>照強(左)を寄り切りで下す正代(撮影・久冨木 修)
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 【荒磯親方 真眼】2敗を守った正代はうまい相撲を取りました。照強は左が入るとうるさいというのは分かっているので、左の手首を取って力で上に持ち上げました。それで照強は何もできなくなり、コントロール不能になりました。

 相手の手首を取るのはよくあることです。私も左半身になったときに、相手の左手首を取って持ち上げてから右上手を取りにいくことがありました。ただ、流れの一環とはいえ、体を反りながらバンザイさせるというのは初めて見ました。

 新技とも言える「リストアップ」は、大ざっぱにも見えますが、正代だからできるとも言えます。普通の力士は前傾姿勢で顎を締めながら取るため、どうしても視野は限られます。正代は腰を反りながら相撲を取れるので視野が広く、ああいうアイデアで勝利につなげました。

 8日目の妙義龍戦や取り直しとなった9日目の大栄翔戦は劣勢から勝ちに持っていきました。優勝するにはそういうことも大事になるだけに、正代はいい流れになっているとみています。(元横綱・稀勢の里)

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