中村輪夢、2年連続3度目優勝 超高難易度の新技“完璧” 自粛期間に「めちゃくちゃ練習できた」

[ 2020年9月22日 05:30 ]

自転車BMXフリースタイル全日本選手権最終日 ( 岡山市役所本庁舎特設会場 )

高難易度の大技を成功させる中村
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 パーク決勝が行われ、男子エリートクラスは東京五輪代表を決めている中村輪夢(18=ウイングアーク1st)が「新技」を含む高難度トリックを連発し、90・66点で2年連続3度目の優勝を飾った。2位は高木聖雄(JFBF)で73・66点、3位は大和晴彦で68・66点。女子エリートクラスは五輪代表の大池水杜(23=ビザビ)が81・33点で4連覇を達成した。大会は感染症対策のため観客数を制限して行われた。

 会心の出来に思わず笑みがこぼれた。中村は1本目のランで87・00点をマークしてトップに立ち、ウイニングランとなった2本目は最初のトリックで自身が横2回転しながら車体も1回転させる高難度技「720テールウィップ」を完璧にメーク。攻めの新技で2位に大差をつけ「今年できるようになって練習してきた技だったので初めて大会で出せて良かった」と喜んだ。

 昨季はXゲームで日本人初の銀メダルを獲得し、種目別のW杯年間王者に輝くなど大きく飛躍した。今年はコロナの影響で大会の中止が相次いだが、地元・京都に専用パークを持つ中村にとっては、この7カ月間が鍛錬期間としてプラスになった。自宅とパークの往復の日々で新たな技も習得。「今年はめちゃくちゃ練習できたので去年よりうまくなったと思う」と自信を深めた。

 6月の五輪代表内定後からは初の大会で、「日本では勝たなあかん」と自覚を持って臨んだ。特に今大会は3位に終わった18年と同じ会場。「あの時は悔しかったので、リベンジと思っていた」と特別な思いの中、貫禄の走りで力を示した。手応えを得た一方、「世界にはもっと凄い人がいっぱいいる」と慢心はない。「五輪では自分の走りをして優勝する」という目標を達成すべく、とっておきの技を磨き続ける。 

 昨年11月以来の国内大会は人数を100人程度に制限して行われた。保健所の指導を受けて会場設定し、感染症対策も徹底。大会ディレクターで全日本フリースタイルBMX連盟の出口理事長は「一致団結で先陣を切ってやらせてもらった」と振り返った。今年中に予定するジャパンカップ2戦についても「今回問題なく大会が行われているので、そこもやっていきたい」と前向きに話した。

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