米ウィスコンシン州のプロスポーツ・チームも猛抗議 警官の黒人への発砲に不快感

[ 2020年8月25日 10:36 ]

怒りの声をあげたブルワーズのカウンセル監督(AP)
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 米ウィスコンシン州ケノーシャで23日に発生した警官による黒人男性への発砲を受けて抗議活動が活発化しているが、24日になって同州に本拠を置いているプロスポーツのチームも怒りを爆発させた。

 男性は武器を携帯していなかったが警官に背後から複数回撃たれており、病院に搬送されたが重体。ミネソタ州で起きた警官による黒人への不当な扱いに続いてウィスコンシン州でも同様の“事件”が起きたために、同州グリーンベイを本拠にしているNFLパッカーズに加え、ミルウォーキーを本拠にしている大リーグのブルワーズとNBAのバックスも事実上の抗議声明を発表した。

 ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督(50)はこの日のレッズ戦が始まる前に「BLACK・LIVES・MATTER(黒人の命も大切)」というスローガンを記したTシャツを着て球場入り。「あってはならないことがまた起きてしまった。我々の社会には組織的な問題があり、再教育する必要がある」と不快感を表明した。

 パッカーズのマット・ラフルーア監督(40)も「不愉快でならない。どうして何度も起こるのだろうか?我々はすべての人を平等に扱っていない」と黒人に発砲した警官の行動を批判した。

 フロリダ州オーランドで一括開催という形で再開されたシーズンに臨んでいるバックスのベテランガード、ジョージ・ヒル(34)はこの日のマジック戦(プレーオフ1回戦第4戦)に勝ったあと「正直なところ、ここでこんなこと(バスケットボール)をしている場合ではない。何か焦点ボケしたことをやっているような気がする」とコメント。勝者になったにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染防止のためにオーランドの外に出られないことに対していら立ちを隠せなかった。

 発砲があったのは23日の夕刻。近くにいた住民が撮影したとみられる動画では、路上に止まったスポーツ用多目的車(SUV)に29歳のジェイコブ・ブレイクさんが乗り込もうとしているときに、追いかけてき警官が後ろから撃つ様子が映されている。

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