天理大ラグビー部 新たに29人が新型コロナ陽性 部員168人のうち約3分の1感染

[ 2020年8月19日 05:30 ]

新たに29人の新型コロナウイルス陽性が確認された天理大ラグビー部
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 天理大は18日、ラグビー部寮で発生した新型コロナウイルスの集団感染について、新たに29人の感染を発表した。これで合計53人になり、部員168人のうち約3分の1が感染した。

 
 指導者などの関係者を含む部全員のPCR検査が前日に終了し、陽性者計53人は、全て学生だった。大学によると、いずれも無症状か軽症だという。

 大学はこの日、新たに発覚した29人を医療機関に移すとともに、陰性だった学生をラグビー部寮から立ち退かせ、別の場所で2週間の経過観察をする措置を取った。部全員の一時退寮が完了したことで、保健所や専門家の指導のもと、関係施設の清掃作業を行う。

 チーム活動の再開時期は未定。活動禁止が長引けば、10月10日開幕予定の関西リーグに影響が出る可能性がある。

 天理大は関西リーグを4年連続で全勝で制している。全国大学選手権も、この4年間で3度、4強以上に進んでいる。 

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