「タカマツ」恩師・田所光男総監督がねぎらい「考える能力があった2人」

[ 2020年8月19日 05:30 ]

(左から)高校時代の松友、高橋礼と田所総監督
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 「タカマツ」の生みの親である聖ウルスラ学院英智中、高の田所光男総監督(69)が18日、ねぎらいの言葉を口にした。手塩にかけて育てた2人へ「日本バドミントン界への貢献度は高い。ご苦労さまでした」と語った。

 奈良出身の高橋は中学1年の12歳から下宿生活。「(今まで)18年間ですからね。30歳まで大変だったと思う。引退する報告を受け、高橋のお父さんと電話をして“孫の1人でもいれば”なんて話をしました」と笑う。混合で現役を続ける松友には「能力も高いですし、かなりやれると思う」と太鼓判を押した。

 黄金ペアの始まりは松友が高校に入学した07年夏。大ざっぱな高橋と世渡り上手な松友。違う性格の2人をあえて組ませ、常に考えることを教え込んだ。リオ五輪を現地で応援した田所総監督は「劣勢の中で、何をしたらいいのかよく考えていた。そして2人で答えを見いだした。考える能力があった2人だからこそ成し遂げられた」と振り返った。

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