NBAがエキシビジョン初戦の時間を短縮 新型コロナの影響を考慮

[ 2020年7月20日 10:34 ]

NBA再開の舞台となるオーランド郊外のESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス(AP)
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 30日にフロリダ州オーランド郊外の「ESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス」でシーズンを再開させるNBAは、22日から本番に備えたエキシビジョン・ゲームを各チーム(計22チーム)とも3試合消化するが、初戦は試合時間を各クオーター2分短縮して国際ルールと同じ10分で行うことになった。

 4カ月近いブランクがあることに加え、チームによっては新型コロナウイルス感染者の影響で戦力が十分に整っていないことを考慮しての時間短縮。通常3人の担当審判も、数を増やしてローテーション制で1試合をまかなうことも検討されている。

 フロリダ州の累計感染者数は35万47人(死者4982人)だが、経済活動を再開させた6月5日以降にその82%に相当する28万8000人が集中。19日には新たに1万2478人の感染が判明して87人が死亡した。ここ1週間の感染判明者の推移は12624→9194→10181→13695→11466→10328→12478。1日で5000人以上の感染は26日連続、1万人以上は5日連続となっている。

 なお八村塁(22)が所属するウィザーズは22日(日本時間23日)のエキシビジョン初戦でナゲッツと対戦することになっている。

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2020年7月20日のニュース