新大関の朝乃山が相撲巧者の遠藤を下し2連勝 八角理事長は「強いね。大関の自覚が結果に出ている」

[ 2020年7月20日 20:04 ]

大相撲7月場所2日目 ( 2020年7月20日    両国国技館 )

<大相撲7月場所2日目>遠藤を寄り切りで破る朝乃山(中央右)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 新大関の朝乃山が力強い相撲で連勝した。相手は初日に横綱・鶴竜を倒した遠藤。立ち合いで相手の裏をかいて左差しを狙いにいく。いつもの右差し狙いとは違った展開に遠藤が戸惑う。左を差しにいきながら左で上手をとり、さらに右も使って両上手を取って挟み付けるように寄り切った。考えた相撲で、相撲巧者の遠藤に付け入るスキを与えなかった。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「強いね。自分の(勝ち)パターンを持っているから相撲に、迷いがない。この何カ月か、大関に上がって、やらなきゃという自覚が出ている。それが、まだ2日目だけど、結果に出ている」と安定感抜群の相撲内容を高く評価した。

 また、右肘じん帯損傷などで2日目から休場した鶴竜については「場所前に痛めていたらしいね。残念だね。ケガが多くなってくる(年齢である)し、稽古をしてきた中でのケガ。しっかり治してほしい」と話していた。

続きを表示

2020年7月20日のニュース