鶴竜が休場 初日遠藤戦で痛めた右肘悪化、早くも白鵬一人横綱に

[ 2020年7月20日 15:59 ]

大相撲7月場所初日、遠藤の足を払いにいって空振りし腰砕けで敗れた鶴竜(右)(撮影・西海健太郎)
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 大相撲の西横綱鶴竜(34)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、陸奥部屋=が7月場所2日目の20日、日本相撲協会に「右肘靱(じん)帯損傷、肘部管症候群で約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。4カ月ぶりに開催された本場所は、早くも白鵬の一人横綱という事態となった。

 師匠の陸奥親方(元大関霧島)によると13日の稽古で負傷し、初日の平幕遠藤戦で金星を与えた際に悪化させた。「(初日に)右手から落ちて肘を痛めた。(相手に)当たるのが怖くなるから、しっかりと治した方がいい」と説明した。初日の黒星は日本相撲協会が決まり手発表を始めた1955年夏場所以降、横綱として初めての腰砕けだった。

 鶴竜の休場は1月の初場所以来16度目。2日目の対戦相手、小結大栄翔は不戦勝。

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