コロナで死去 勝武士さん所属の高田川部屋関取3人、そろって白星発進

[ 2020年7月20日 05:30 ]

大相撲7月場所初日 ( 2020年7月19日    両国国技館 )

炎鵬(左)を切り返しで破る竜電(撮影・郡司 修)
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 新型コロナウイルスに感染し、28歳の若さで亡くなった三段目力士の勝武士さんが所属していた高田川部屋の3人の関取は、そろって白星発進した。幕内・竜電はすぐに右上手を引いて、うるさい炎鵬を切り返しで破った。勝武士さんは同じ山梨県出身の1学年後輩で、自身の付け人も務めていた。「これからも一緒にやっていきたい。いい相撲を取って喜んでもらえるように頑張りたい」と思いを背負って土俵に上がる覚悟を示した。

 碧山に攻め勝った幕内・輝は「自分の相撲で、いろんな人の分まで頑張る」と意気込んだ。自身も新型コロナに感染した十両・白鷹山は「お客さんも入っているので、見応え、魅力のある相撲を見ていただこうということを念頭に置いていた」とファンへの感謝を口にした。

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