幕下・納谷 1番相撲で快勝、三役経験者の常幸龍押し出す「流れ良かった」新十両見据える

[ 2020年7月20日 15:45 ]

大相撲7月場所2日目   〇納谷 押し出し 常幸龍● ( 2020年7月20日    東京・両国国技館 )

<大相撲7月場所2日目>常幸龍を押し出しで破る納谷(左)(撮影・西海健太郎)
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 元横綱・大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の三男の東幕下5枚目・納谷(20=大嶽部屋)が1番相撲で快勝した。三役経験者の常幸龍(31=木瀬部屋)に左の前まわしを許したが、休まず攻めてまわしを切り、そのまま前に出て押し出した。「まわしを取られても突き放していけた。内容は良かった。ちょっと形は違ったけど、流れは良かった」と納得の勝利となった。

 4カ月ぶりの本場所は「いつもより緊張したが、うれしい方が強かった」と本土俵で相撲を取れる喜びを感じている。3月の春場所を終えてからは「形を崩さないことを意識してきた」という。今年初場所と同じ自己最高位。「そろそろ決めなければいけない。1番でも勝てるように」と新十両昇進を見据えた。

 先に土俵に上がった納谷家の次男で中大を経て春場所の新弟子検査に合格した西序ノ口20枚目の鵬山(22=大嶽部屋)、四男で西三段目84枚目の夢道鵬(18=大嶽部屋)も勝ち、白星そろい踏みとなった。

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2020年7月20日のニュース