文田健一郎 五輪延期も状態に自信「今年でも来年でも金メダル取れる」

[ 2020年7月6日 20:05 ]

レスリング男子グレコローマン60キロ級の文田健一郎
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 レスリング男子グレコローマンの日本代表が6日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで、3月中旬以来約4カ月ぶりに強化合宿を再開した。60キロ級で来年の東京五輪出場を決めている文田健一郎(ミキハウス)ら選手22人やコーチらが抗体検査を受け、陰性と判定されて参加。オンラインで取材に応じた松本慎吾男子グレコローマン強化委員長は、自粛期間中に各所属先で練習を積んできた選手のコンディションに「差ができている」と指摘。この日はスパーリングを行わないなど普段の5割程度の練習にとどめ、「徐々にマットでの感覚や筋力を戻すように考えている」と説明した。

 その松本強化委員長が「正直いつでも戦えると思う。今月に東京五輪が開催されても、いくらでも準備ができると思う」と状態に太鼓判を押したのが文田。文田も「3カ月もマットに上がれなかった経験はなくて、逆に“こういう練習がしたい”と自分で考える時間が凄く多かったし、実施する時間もあった。プラスかなと思っている」と前向きに語った。自粛期間中は自宅のリビングにマットを敷き、他競技の選手の映像を見て導入した体幹トレーニングを行ったり、サイクリングに出かけるなどで強化していたという。合宿初日は心肺機能や筋力がやや落ちていると実感しながらも、対人練習では「そり投げの感覚とか、レスリングのカンはそこまで落ちていなくてホッとしています」と明るかった。

 東京五輪へ向けてはタイミングを見ながら、国内外の試合にも出て調整を続けていくという。「延期が決まった直後は気持ちが不安定で、1年間モチベーションを持ち続けられるか考えたこともあったけど、冷静に状況を受け止められるようになってからは割とポジティブに、1年間自分を伸ばしていけると考えています」と明かし、「強化を続けていけば、五輪が今年でも来年でもきっちり金メダルは取れると思っている」と自信たっぷり。東京五輪は簡素化が検討されているが「五輪という舞台でレスリングができるなら、それ以上は求めない」と話す一方、「無観客は少し寂しいかなと思う」と付け加えた。

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