NBA全体首位のバックスが施設を閉鎖 新型コロナの感染者が出た可能性が大

[ 2020年7月6日 09:24 ]

バックスの大黒柱、ヤニス・アデトクンボ(AP)
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 NBAで今季リーグ全体で1位となっているバックス(53勝12敗)が5日、ウイスコンシン州ミルウォーキーのチーム練習施設をすべて閉鎖した。バックスは9日に再開シーズンの舞台となるフロリダ州オーランドに移動する予定で、それを前にして3日に新型コロナウイルスの検査を実施していた。

 スポーツ専門局のESPNやAP通信などが報じているもので、感染者の有無などの詳細は不明。バックスは昨季のシーズンMVP、ヤニス・アデトクンボ(25)らを擁しているが、陽性反応が出た場合にはリーグの安全規定によって隔離され、チームに合流するには2度の検査で陰性にならなくてはいけない。

 NBAのチームでフロリダ行きを前にして練習施設の閉鎖に追い込まれたのはナゲッツ、クリッパーズ、ネッツ、ヒートに続いてバックスが5チーム目。フロリダ州での5日の感染判明者は1万59人で、12日連続で5000人を突破しており、再開シーズンへのキャンプを前にした段階で、NBAはすでに難しい対応に迫られている。

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2020年7月6日のニュース