“逆風”続く丹萌乃 80と崩れて日本女子OP最終予選進出逃す

[ 2020年7月6日 21:46 ]

1番のティーショットを放つ丹萌乃
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 新型コロナウイルス感染拡大により中止が相次いでいた日本ゴルフ協会(JGA)の今季主催競技が6日、男女、シニアの各ナショナルオープン地区予選で開幕した。

 女子の今季メジャー第2戦、日本女子オープン(10月1~4日、福岡・ザ・クラシックGC)の地区予選は、兵庫・三木GCで行われ、丹萌乃(23=ディライトワークス)はノーバーディー、8ボギーの80とスコアを崩し、8オーバーの61位で最終予選(8月31日~9月1日、千葉・カレドニアンGC)に進むことはできなかった。

 日本女子プロゴルフ協会の制度変更により今季からは原則、プロテスト合格者など同協会会員以外の日本ツアー参加は認められなくなった。丹は2018年のステップ・アップ・ツアー、山陰合同銀行Duoカードレディースでプロ初優勝し、レギュラーツアーでは2019年6月のリゾートトラストレディースで7位に食い込んでいるが、2019年11月のプロテストでは最終の第4ラウンドに進むことができず、この瞬間に日本での“プロ資格”を失った。丹にとってこの試合は日本女子プロゴルフ協会ではなく日本ゴルフ協会主催だからこそ出場できる日本での貴重な1試合だったが、競技が中断するほどの激しい風雨の中、思うようなゴルフができなかった。

 「日本のトーナメントに絶対に戻りたい」

 その一心で、今季は修行の場を海外に求め、1月には中国ツアーの予選会(QT)に挑戦した。14位の成績を収め、3月下旬から新天地で新たなスタートを切るはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により帰国後は日本を出ることができず、出身地の愛媛を拠点に、ラウンドレッスンなどで収入を得ながら調整を進めていた。そんな先の見通せない生活の中、7月1日には今季最大の目標だったプロテストが来年3月以降に延期されることが発表された。

 「9カ月くらいあるので、また、目標が遠くなりました」
 
 逆風はやまないが、それで目標を見失ったわけではない。

 「(日本ツアーで)絶対に戦えないとかは一切、思ってなくて、絶対に戦えると思ってやっているので」

 所属するディライトワークスとは今年が3年契約の2年目。プロテスト受験失敗後も変わることなく手を差し伸べてくれた。そうした人々の期待に応えるため懸命に前を向こうとしている。

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