貴景勝 天敵退治のもろ差し会得も…あまりに大きな代償

[ 2020年5月28日 05:30 ]

夏場所メモリー   貴景勝(東大関) 寄り切り 御嶽海(西小結) ( 2019年5月15日 )

御嶽海(奥)を寄り切るも、右膝を押さえ顔をゆがめる貴景勝
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 貴景勝は立ち合いで頭から当たり、粘る相手をハズ押しで攻めて、もろ差しになった。揺さぶって万全の体勢に持ち込んだが、軸足となった右膝を痛めて顔をゆがめた。痛みをこらえて寄り切り、5連敗中の宿敵に勝利したが、足を引きずりながら土俵を後にした。

 寄り切りでの白星は初土俵から数えて3度目。「ちゃんと寄り切ったのは初めてかも」。過去2回は偶然だったという。大関昇進後、「もう一つ覚えたいものがある」と取り組んだもろ差し。天敵を沈める新たな武器となったが、その代償はあまりに大きかった。

 「右膝関節内側側副じん帯損傷」。5日目から休場するも勝ち越しを目指して8日目に強行出場。だが、小結・碧山に一瞬ではたき込まれ、9日目から再休場して負け越した。その後、治療とリハビリに努めたが、梅雨に入ると天候によって患部に違和感を覚えることも。カド番の名古屋場所は、関取衆と稽古ができるまで回復せず全休。大関から転落することになった。 

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