池江璃花子「ありのままの自分を」 ウィッグ取った姿初公開「多くの方の希望になればうれしい」

[ 2020年5月18日 14:21 ]

ウィッグを取った姿を初公開した池江璃花子
Photo By 提供写真

 白血病からの復活を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が18日、「今日、初めてこの姿をお見せします」とのメッセージとともにインスタグラムとツイッターで手紙および写真を公開。スキンケアブランド「SK-II」とパートナーシップを結んだことを明かした。

 池江は昨年2月12日に、ツイッター上で白血病であることを公表。12月17日に退院し、通院治療に切り替えている。

 池江はこの日、「今のありのままの自分を見てもらいたいという私の気持ちを大切にしてくださりありがとうございます このメッセージがひとりでも多くの方の希望になればうれしいです」との言葉とともに、ウィッグなしの「ありのままの自分」の姿を公開した。

 同時に公開された手紙には「今日、みなさんに初めてこの姿をお見せします。白血病の闘病生活中、私に強さをくれた皆さんに。私にとっては、生きていることが奇跡です。ここにいられることがまるで奇跡のようです」と現在の心境を吐露。「1年前、私は自分自身との戦いに、絶対に負けたくないと誓いましたそして、家族や友人、温かい応援をくださった皆さんのおかげで、病気と乗り越えることができました」と続けた。

 「今のありのままの自分を見てもらいたいという私の気持ちを、SK-IIは大事にしてました。私の心の準備ができた時に、私らしい形で」とし、「回復への道のり、少しずつ前進していく姿を、メッセージとして発信することをサポートしてもらい感謝しています」と感謝をつづった。

 「現在、世界中が不安で辛い日々を送っています。このメッセージが、アスリートの仲間にとっても、また同じように苦難と戦っている誰かにとっても、小さな希望になればうれしいです」とし「私たちは一人ではありません。恐れのない日が一日でも早く来ますように。そんなトンネルにも必ず出口はあります。みんなで乗り越えていきましょう」と直筆のサインを添えた。

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