ラグビー歴代最多98キャップ 大野均が現役引退

[ 2020年5月18日 14:35 ]

大野均
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 ラグビートップリーグの東芝は18日、日本代表歴代最多の98キャップを持つロックの大野均(42)の現役引退を発表した。

 福島・清陵情報高まで野球部に所属していた大野は、日大工学部からラグビーを開始。身長1メートル92と恵まれた体格を武器に頭角を現すと、2001年4月に東日本社会人リーグ(当時)屈指の強豪だった東芝入り。04年5月の韓国戦で代表初キャップを獲得すると、W杯には07、11、15年と3大会連続で出場を果たし、16年にはスーパーラグビーに新規参入したサンウルブズでもプレーした。

 闘志あふれるプレースタイルや飾らない人柄で、チームメイトやファンからは親しみを込めて「キンちゃん」の愛称で呼ばれた。酒豪としても知られ、厳格さで知られた日本代表前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏からも合宿中の飲酒を許可された“ラグビー界の鉄人”が、太く長い現役生活にピリオドを打った。

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