金鷲旗玉竜旗柔剣道大会の中止決定 昨年度は13万人以上が出場 感染リスク排除できず

[ 2020年4月10日 16:47 ]

 九州柔道協会と同剣道連盟は10日、オープン参加で行われる今年度の高校柔道の金鷲旗大会、および高校剣道の玉竜旗大会(7月21~29日、マリンメッセ福岡)を、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止すると発表した。1916年に九州学生武道大会として創設された同大会が中止になるのは、第2次世界大戦と戦後の連合国総司令部(GHQ)の武道禁止方針に基づき中断した1943~1953年を除き、史上初めて。

 両大会は地方予選などを経ないオープン参加のトーナメント大会で、インターハイなどと並び高校3冠の一つに挙げられる。昨年度は金鷲旗大会の男子の部に317校、女子の部に165校で計482校、玉竜旗大会の男子の部に520校、女子の部に384校で計904校が参加し、大会期間9日間の延べ出場者数は13万1713人。総合スポーツ大会を除き、日本国内では他に例を見ない大規模な大会で、「3密の回避が非常に困難であり、感染発生リスクを抑制できない」と中止理由を挙げた。

 大会主催者の柴田建哉名誉会長は「100年を超す歴史を持ち、全国の高校生が目標とする大会を中止せざるを得ず、大変残念です。出場者や関係者の健康を第一に考え、やむを得ないと判断いたしました」などとコメントを発表した。

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