丸山城志郎VS阿部一二三は決勝で実現へ 柔道東京五輪代表最終選考会組み合わせ決定

[ 2020年3月5日 15:08 ]

組み合わせ抽選終了後に、記者の質問に応える井上康生全日本男子監督
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 全日本柔道連盟は5日、福岡市内のホテルで東京五輪代表の最終選考会となる全日本選抜体重別選手権(4月4、5日、福岡国際センター)の組み合わせ抽選会を行い、男女計14階級で唯一、五輪代表が決まっていない男子66キロ級は19年世界王者の丸山城志郎(26=ミキハウス)が第1シード、17、18年世界王者の阿部一二三(22=日体大)が第2シードに入った。両者が順調に勝ち進めば、決勝で直接対決する組み合わせとなった。

 抽選会後の会見に臨んだ男子日本代表の井上康生監督は、丸山と阿部について「1年間、振り返る中でも直近の大会を見ても、(実力、実績は)拮抗(きっこう)している。ほぼほぼ五分と見ている。その中で、どちらが勝利を収めるか。結果が(代表を選考する上で)重要になる」と語った。一昨年までは阿部、昨年は丸山がリードした選考レースだが、昨年11月のグランドスラム(GS)大阪大会決勝で、阿部が直接対決に勝って優勝。今年2月のGSデュッセルドルフ大会は単独出場した阿部が制し、両者はほぼ差のない状況となっていた。

 選考はあくまで、大会直後に行われる強化委員会での投票に委ねられる。直接対決が実現すれば、勝者が順当に選出されることが濃厚だが、両者ともに準決勝までに敗退した場合は、選考も難航することが予想される。井上監督は「(両者とも)1回戦から厳しい戦いの連続になるのでは」と前置きした上で、直接対決が実現しなかった場合の選考については「総合的に判断していかないといけない。誰が東京五輪で金を取れるか考えたい」と語るにとどめた。

 柔道界でも新型コロナウイルスの影響で、中高生からシニアクラスまで、各種大会や講習会などが中止に追い込まれている。全日本選抜の実施可否などは、6日に全柔連が開く対策委員会で決まる見込み。金野潤強化委員長は「われわれ(強化委員会)は大会がある前提で準備していく」と話した。

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