三浦桃香 ファンからの直筆メッセージに涙 体調不良の原因究明へ複数検査

[ 2019年12月14日 13:12 ]

阪急うめだ本店でウェア契約を結ぶデサントのイベントに出演した女子プロゴルファー・三浦桃香
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 女子ゴルフの“黄金世代”屈指の人気を誇るビジュアル系プロゴルファー・三浦桃香(20=アウトソーシング)が14日、大阪・北区の阪急うめだ本店でウェア契約を結ぶデサントのイベントに出演し、約30人のファンと交流した。三浦が公の場に姿を見せるのは体調不良のため涙で途中棄権した11月第2週の日本女子最終プロテスト以来。

 3度目の挑戦も失敗に終わった最終プロテストでは首筋や手などに発疹などの症状が出てマスクで顔を覆っていたが、休養と投薬などでそうした症状も癒えたこの日は笑顔でファンの前に登場。トークショーや写真撮影会、ゴルフウェアの販促会に約2時間、参加した。サプライズでファンからの直筆メッセージを手渡されると、感極まって涙を流す場面もあった。

 「みなさん、いつも私の試合に応援に来てくださる方ばっかりで、遠いところから集まってくださいました。手書きの寄せ書きをもらって元気が出ましたし、頑張んなきゃなって……。それからゴルフを好きになろうと思いました」

 最終プロテスト後は体調不良の原因を突き止めるためさまざまな種類の検査を受けてきたという。

 「何が原因かまだ、分かってないので不安なんですけど、みなさんに“復活待ってるよ”って言われることはすごい力になるのでもう一回それが結果で出せるように頑張らないと。体を一回見つめ直して今度、戻って来れた時には100パーセントの体の状態で行きたいと思ってます。今、それに臨める準備をしているところです」

 日本女子プロゴルフ協会の制度変更によりプロテスト合格を果たせなかった三浦に来季のツアー出場権は下部ツアーも含めてない。検査結果が出るのを待ってプロテスト再挑戦など来年度の計画を立てていく予定。

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2019年12月14日のニュース