体操世界王者ナゴルニー、五輪ロシア除外に「腹が立っている」

[ 2019年12月14日 18:08 ]

今秋の体操・世界選手権の男子で団体総合、個人総合、種目別跳馬で金メダルを獲得したニキータ・ナゴルニー(ロシア)が14日、豊田国際競技会(豊田市総合体育館)後に取材に応じ、ドーピング問題について口を開いた。

 世界反ドーピング機関(WADA)がロシア選手を20年東京五輪・パラリンピックなど主要大会から4年間除外することを決定。ナゴルニーは「腹が立っているし、ガッカリしている。全員が罰せられるのは公平ではない。スポーツ仲裁裁判所でうまく解決されて、潔白なアスリートに良い方向に向かっていけばいい」と話した。

 ナゴルニーは豊田国際競技会で床運動5位、あん馬5位、つり輪3位だった。日本について「才能ある選手がたくさんいる。輝かしい未来が待っている」とした上で、あん馬を制した橋本大輝(市船橋高)についても「輝かしい未来が待っている」と評価していた。

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2019年12月14日のニュース