イングランド、NZの3連覇阻止!エディーHC4年前に続き世界に衝撃

[ 2019年10月27日 05:30 ]

ラグビーW杯準決勝   イングランド19―7ニュージーランド ( 2019年10月26日    日産ス )

前半 先制トライを決めるイングランド・ツイランギ(中央) (撮影・久冨木 修) 
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 準決勝1試合が行われ、エディー・ジョーンズ監督(59)率いるイングランドがニュージーランド(NZ)のW杯3連覇を阻止した。試合開始96秒で先制トライを奪うなど19―7と快勝し、3大会ぶり4度目の決勝進出。NZ戦勝利は7年ぶりで、W杯では4度目の対戦で初勝利を挙げた。NZと入れ替わり世界ランク1位となったイングランドは、03年大会以来16年ぶりの世界一を懸け、11月2日の決勝で27日に行われる南アフリカ―ウェールズの勝者と対戦する。

 今大会最多6万8843人の観衆の前で、NZを王座から引きずり降ろした。「彼らは1週間だが、我々は2年半、この試合へ準備を進めてきた」。日本代表ヘッドコーチとして南アフリカを破った4年前に続き、イングランドの指揮官として世界にインパクトを与えたエディー・ジョーンズ監督は、誇らしげだった。

 まずは電撃戦だ。キックオフでは「神のような相手の勢いをつぶす必要があった」とキッカーをSOフォードからいきなりCTBファレル主将に代える奇襲。予想外の速い展開を仕掛け、CTBツイランギが1分36秒で先制トライを挙げて一気に流れを引き寄せた。

 ディフェンスは激しく前へ出て圧倒した。代表に抜てきした“エディー・チルドレン”の21歳カリー、23歳アンダーヒル、24歳イトジェの若手FWが密集を制圧。イトジェはターンオーバー3本でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。「我々のベストの形は守備が攻撃であること。守備から攻撃へつなげられた」。17年5月に組み合わせが決まって以来、準決勝での対戦を想定してきた通りの展開だった。

 地元開催の15年W杯で、1次リーグ敗退したイングランドの再建を期待されて監督に就任。最初のミーティングで「世界一のチームになろう」と誓い合った。成績の浮き沈みはあったが、選手も誓いを忘れていなかった。試合直前、相手を圧倒するNZのハカに対し、V字隊形をつくりハーフウエーラインまで越えて対抗。ファレルは「ただ立って待つのは嫌だった」と明かした。W杯決勝は母国オーストラリアを率い、イングランドに敗れた03年大会以来。「まだ歴史はつくっていない。来週はもっといい試合をしないと」。名将は笑みを消して言い切った。

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