敗戦から一夜…NZ・ハンセン監督「まだまだ心が痛い」リード主将も「かなり空っぽ」

[ 2019年10月27日 16:44 ]

記者会見するニュージーランドのハンセン監督
Photo By 共同

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の準決勝で敗れて史上初の3連覇を逃したニュージーランドが、試合から一夜明けた27日、東京都内で記者会見し、ハンセン監督は「まだまだ心が痛い。国全体もそうだろう」と失望を口にした。世界最優秀選手2度のB・バレットも「全力を尽くした。本当に受け入れるのが難しい」と肩を落とした。

 華麗な攻撃をイングランドに封じられたが、同監督は「選手たちの姿勢は全く問題がなかった」とかばった。試合後に相手首脳陣とビールを傾けたそうで「彼は私の気持ちを察してくれた」とイングランドのジョーンズ監督に謝意を示した。

 今大会で代表を引退するリード主将は「かなり空っぽだ」と胸の内を明かし、残る3位決定戦(11月1日・味の素スタジアム)へ「前向きな内容で終わらせたい」と話した。

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2019年10月27日のニュース