日本代表プロップ稲垣啓太 “笑わない男”の素顔は“おしゃれ番長”、インスタで見事な着こなし披露

[ 2019年10月10日 09:00 ]

原宿り老舗皮革専門店で革ジャンを試着する稲垣(ルイスレザーズ東京提供)
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 ラグビーW杯の日本代表で、迫力ある風貌から“笑わない男”と評されることもあるプロップ稲垣啓太(29)が、代表のファッションリーダーとしても注目を集めている。

 自身のインスタグラムには、さまざまな私服姿の写真を投稿。色合わせが難しいとされる紫のニットも見事に着こなしている。EXILEのTAKAHIRO(34)ら芸能人も愛用する、インドのジュエリーブランド「シッピークレイジーホース」のシルバーアクセサリーを身に着けた一枚も。周囲の知人によると「ルイ・ヴィトン」などの高級ブランド品にも目がないといい、女性ファンの間では強面(こわもて)で派手な服を着こなす「おしゃれ番長」として知られる。

 8月の網走強化合宿直前には東京・原宿の老舗皮革専門店「ルイスレザーズ東京」を訪れ、約20万円の革ジャンをオーダー。同ブランドの定番モデル「LIGHTNING(ライトニング)」を選んだ。馬革を使用し、英国的なデザインが特徴。稲垣はアクセサリーが見えるよう、袖口をほんの少し短めにカスタマイズするなど、細部にもこだわった。

 来店時には、一緒に訪れた友人から「体が大きいから革ジャン着たら怖いな」といじられ笑っていたという。接客した同店の店長、後藤恒明さん(42)は「物凄く紳士的。写真をお願いした際も“自分で良ければ…”と快く応じてくださった」と振り返る。

 気に入った服やアクセサリーに大金をつぎ込むこともある稲垣だが、母校新潟工の恩師、樋口猛監督(47)は「一般的な家庭で育った選手。金銭感覚も至って普通」と語る。今夏には、同校のラグビー場のグラウンドを天然芝に改修する費用のほぼ全額である300万円を寄付した。樋口監督は「母校愛や地元新潟愛が人一倍強い。優しくて友達の間でも人気者。厳しい指導も素直に聞いて練習に取り組んでいました」と素顔を明かした。

 オーダーした革ジャンは11月に完成予定。稲垣は「出来上がるのを楽しみにしています!」と満面の笑みで店を後にしたという。後藤さんは「稲垣選手が活躍した上での勝利を期待しています。ケガなく店に取りに来てほしい」と“凱旋”を心待ちにしている。

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