男子U17 東海が予選1位通過、自慢の守備で初頂点獲る

[ 2019年8月3日 05:30 ]

後半11分、近畿のSHを押しのけて勝ち越しのトライを決めた東海のNo・8福田大晟(右)
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 ラグビーの「KOBELCO CUP2019」第15回全国高等学校合同チーム大会・第9回全国高等学校女子合同チーム大会(特別協賛・神戸製鋼グループ)が2日、長野県上田市の菅平高原で開幕し、各カテゴリーの予選リーグを行った。2年生以下の有望選手を選抜した男子のU17は東海が大会3連覇を目指した近畿を得失点差で上回り、初の予選1位通過を果たした。

 東海の合言葉は循環を意味する「サイクル」。規律を守って列を組み、前に出て、敵を倒す。このサイクルを何度も繰り返すことで、これまで予選1位の座を九州、関東とずっと分け合ってきた“ビッグ3”の一角、近畿の牙城を崩した。

 その近畿とは14―14で引き分け、体格で勝る外国人選手2人を擁する四国には42―0で完封勝ち。6月の選手選考会から前に出る守りを重視してきた桑原立監督は「やり続けてくれました」と選手の頑張りを称えた。

 近畿戦の後半11分に守りからのカウンターで勝ち越しトライを挙げたNo・8福田大晟(中部大春日丘2年)は「守りが強み。どれだけ通用するか楽しみ」と笑顔。勢いに乗って初の頂点を目指す。

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2019年8月3日のニュース