萩野 3日復帰戦へ向け調整、公の場で167日ぶり泳いだ

[ 2019年8月3日 05:30 ]

競泳 W杯東京大会第1日 ( 2019年8月2日    東京辰巳国際水泳場 )

競泳W杯東京大会第1日 プールで練習前に笑顔をみせる萩野(撮影・郡司 修)          
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 3日間の日程で開幕し、モチベーション低下を理由に一時競技を離れていた16年リオデジャネイロ五輪金メダルの萩野公介(24=ブリヂストン)が大会2日目の200メートル個人メドレーで、約5カ月半ぶりのレースに臨む。最終日の200メートル自由形にもエントリーしており、この日は大会会場の本番プールで調整した。

 167日ぶりに萩野が公の場で泳いだ。絶不調で予選7位に終わり決勝を棄権した2月16日コナミオープンの400メートル個人メドレー以来のレース。今大会2日目の200メートル個人メドレー、最終日の200メートル自由形に向け、本番プールで約1時間調整した。前半30分はリラックスして水の感覚をチェック。後半30分はレース用水着に着替えてスタート練習などを行った。

 モチベーション低下を理由に一時競技を離れ、5月に母校・東洋大で練習を再開。6月に都内で取材に応じ「東京五輪の目標は複数種目の金メダル獲得。そこはブラさずにやる」と語っていた。日本水連が定める国際大会派遣標準記録を突破すれば、国立スポーツ科学センターの優先利用や代表合宿への参加が可能になる。200メートル自由形は1分45秒75、200メートル個人メドレーは1分57秒98を切れるかが焦点だ。

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