重量級トンガの後半勝負受けて立つ 155キロの“ビッグ・ベン”を止めろ!

[ 2019年8月3日 05:30 ]

トンガ戦へ向けた練習で突破を図る稲垣=中央(撮影・成瀬 徹)
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 ラグビー日本代表は3日、パシフィックネーションズ杯第2戦でトンガと対戦する。2日は会場となる大阪府東大阪市の花園ラグビー場で練習。プロップ稲垣啓太(29=パナソニック)は、体重155キロの“ビッグ・ベン”を筆頭としたトンガFWの途中出場組との後半勝負を歓迎。フィジー戦に続く連勝を誓った。

 トンガのメンバー構成は、控え8人のうちFWが6人。セオリーは日本のように5人だが、1枚多く入れてきた。プロップ稲垣は、相手が終盤、得意とする肉弾戦を強めてくると読み、こう話した。

 「FWが6人いることで、間違いなく後半に勝負をかけてくる。僕たちもおいそれと、やりたいことをやらせるわけにはいかない」

 特に目立つのは、体重155キロのプロップ、ベン・タメイフナ(27)。大相撲の横綱・白鵬(158キロ)とほぼ同じサイズで、突破力が持ち味だ。特にゴール前の破壊力は驚異的で、先月27日のPNCサモア戦でもトライを奪った世界的選手だ。

 英国の時計台と巨体、名前が結びついたニックネーム「ビッグ・ベン」が出てくる予定の後半を、どう戦うかはトンガ戦のテーマの一つとなる。34―21で快勝したフィジー戦は、後半に日本のパフォーマンスが落ちた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが「あれでは負け試合になる」と口にしたほど、ミスも目立った。

 だからこそ稲垣は、後半勝負に燃えている。特に、自らが鍵を握るスクラムでは、FW平均体重が日本より8・8キロも重い巨漢軍団に、技術で対抗する考えだ。「(相手が)重いからこそ今までやってきたスクラムが生きる。日本は100%の力で組んで、相手には70%しか出させない。そういうスクラムを、80分間したい」と言葉に力を込めた。

 屈強なアイルランドやスコットランドと当たるW杯の行方を占う、重要な一戦。6年ぶりのテストマッチとなる花園で、体格に勝る強敵をはね返し、PNC連勝を飾れるか。受けて立つ構えの後半勝負は、本番の貴重なシミュレーションになる。

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