渡辺ヒヤリ“ビッグ3”初競演1分弱で…右足首軽度の捻挫

[ 2019年8月3日 05:30 ]

バスケットボール男子日本代表・公開練習 リバウンドのボールを競った渡辺雄は右足を負傷する(撮影・吉田 剛)
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 “ビッグ3”の初競演でアクシデントが発生した。バスケットボール男子のW杯(31日開幕、中国)に臨む日本代表候補が2日、名古屋市内で合宿を公開。NBAウィザーズの八村塁(21)、グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太(24)、元NBAプレーヤーのファジーカス・ニック(34=川崎)の3人が7月31日からの合宿で初めてそろい踏みしたが、この日の練習で渡辺が右足首を負傷。病院での診断は「右足関節の軽度の捻挫」で、幸いにも軽傷だった。

 八村と渡辺が同じチームに入り、相手にはファジーカスがいる。オールコート、5対5の実戦形式の練習が始まってから、1分足らず。渡辺の口から「あっ!」と言葉にならない声が漏れた。ゴール下でのプレーの着地で、過去に何度も捻挫している右足首を負傷。ベンチに退き、アイシングなどのケアを受けると、チームメートがシュート練習に汗を流す中、松葉づえをついて体育館を後にした。

 日本版ドリームチームの中核を形成する3人は、これまで同時に代表に入ったことがない。7月31日からの合宿で初競演し、調整を進める中で、アクシデントに見舞われた。既に司令塔の富樫が右手骨折で離脱しているだけに、ラマス監督は「W杯に支障がないことを願っている。大きいニュースにならないよう、小さなケガで済んでほしい」と険しい表情。東野技術委員長が「腫れはあまりなかった」と話したように、病院での診断は「右足関節の軽度の捻挫」で、軽症だったのは不幸中の幸いだ。

 渡辺以外の2人は軽快な動きを披露。八村が豪快なダンクやドライブ、ジャンプシュートを決めれば、ファジーカスは柔らかいタッチで3点シュートを次々に沈めた。練習後、テレビの取材で「渡辺選手が早退しましたが…」と問われた八村は、プっと噴き出し「早退!?」と笑顔。その上で「どれだけひどいかは分からないけど、すぐに戻ってくることを願っている」と早期の復帰に期待を寄せた。

 日本開催だった06年以来、13年ぶりのW杯まで、1カ月を切った。国内で20年東京五輪のテストイベントなど5試合を戦い、9月1日に1次リーグ初戦を迎える。「チームは凄くいい状態で、激しく毎日やっている。世界でどれだけ戦えるか、楽しみ」と八村。“ビッグ3”の全開プレーが、ライバル撃破には欠かせない。 

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