ビーチバレー五輪会場で暑熱対策検証、観客に注意喚起

[ 2019年7月26日 05:30 ]

ビーチバレー ワールドツアー東京大会第2日 ( 2019年7月25日    東京・潮風公園 )

 東京五輪に向けて、組織委による暑熱対策の検証とテストが行われた。会場入り口にはミストを噴射する大型装置が設置され、来場者には扇子、瞬間冷却パック、涼感タオルが配布された。東京都の若林憲環境政策担当部長は「対策はしていくが、観客の皆さまにも帽子を持ってくるとか、自分の身を守る工夫をしていただきたい」と注意を喚起した。救護所には医師と看護師が1人ずつ常駐しており、大会2日目までに3人が軽度の熱中症で利用したという。

 大会は1次リーグが始まり、男子はインドア元日本代表の石島雄介、ビーチバレーで北京とロンドンの五輪2大会連続出場の白鳥勝浩(ともにトヨタ自動車)組が出場。ポーランドのペアに1―2で惜敗した。女子は村上めぐみ(オーイング)、石井美樹(湘南ベルマーレ)組がフランスのペアに1―2で敗れた。26日も1次リーグが行われ、上位16チームが決勝トーナメントに進出する。

続きを表示

2019年7月26日のニュース