“東京五輪で最も混雑する地域”で周辺企業が本番想定した施策

[ 2019年7月22日 15:14 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックの開幕を約1年後に控えた22日、メインスタジアムとなる新国立競技場の周辺にある企業が大会期間中に予想される混雑を想定した取り組みを実施した。

 渋谷区千駄ヶ谷にあるPR会社「サニーサイドアップ」が行ったのは出社せずに自宅や外出先で仕事するテレワーク。従業員約200人のうち、この日は営業職を中心に約180人が社外で勤務した。横浜市港北区菊名の自宅で午前中に資料作成した20代女性社員は「集中して作業ができたので、はかどった気がした」と取り組みを歓迎した。

 一方、ガランとしたオフィスには電話を取る事務職や社内情報を管理する従業員ら約20人が通常どおり作業。30代女性社員は「デスク業務担当をしているので、特に通常時と変わりは無かった。オフィス内はいつもより静かで集中出来た」と話した。

 同社が位置する千駄ヶ谷・北参道エリアは通称「ダガヤサンドウ」と呼ばれ、新国立競技場に隣接。五輪期間中、JR千駄ヶ谷駅には利用人数が朝9時頃に約3万人と試算されており、通常の15倍の混雑が想定されている。そのため開催期間中に「東京で最も混雑するエリア」と言われ、周辺企業は対策を進めている。

 同社の広報担当者によると、官民連携で推進する「テレワーク・デイズ」がこの日からスタートしたタイミングで実施。26日まで5日間行い効果を検証して本番に活かしていく。

 また、地元商店街はテレワークでの利用地としての魅力を訴えている。千駄ヶ谷大通り商店街振興組合の岡崎千治理事(52)は「周囲には豊かな緑がある。心のリフレッシュもできるので、ぜひテレワークで立ち寄ってほしい」とアピールした。 

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