リレー侍 今季ベストで2位 史上初9秒台2人の新布陣で37秒78

[ 2019年7月22日 05:30 ]

陸上ダイヤモンドリーグ第10戦最終日 ( 2019年7月21日    ロンドン )

男子400メートルリレー決勝、日本歴代3位の37秒78で2位に入った日本チーム。左から多田、小池、桐生、白石
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 男子400メートルリレー決勝は多田修平(23=住友電工)、小池祐貴(24=住友電工)、桐生祥秀(23=日本生命)、白石黄良々(23=セレスポ)の新布陣で臨んだ日本が今季最高となる37秒78で2位に入った。優勝は英国で37秒60。男子200メートル決勝は前日の100メートル決勝で日本歴代2位タイの9秒98を記録した小池が出場し、20秒24(追い風0・9メートル)で4位となり東京五輪参加標準記録を突破した。

 新生リレー侍に新たな引き出しが増えた。9秒台ランナーが2人加わる史上初の高速布陣を実戦投入してシーズンベストをマーク。打倒英国を掲げていた桐生は「優勝を目指していたが38秒を切るのが最低目標だった」と手応えを口にした。

 1年前、同じ大会で英国に0秒48という大差で敗れた苦い記憶を払しょくすべく4人の侍が同じ舞台に舞い戻った。序盤1、2走のバトンパスで後れをとったが、3走桐生とデビュー戦のアンカー白石が何年も組んでいるかのようなバトンパスで一気に加速。白石は「入るまで緊張していた。無我夢中、自分の走りはできた」と胸を張った。先輩侍の桐生も「(白石と)流れるようなバトンができた」と満足そうだった。

 サニブラウンら主力候補が相次いでリタイアした急造チームとなったが、それを支えたのが“5走”として補欠に回ったリオ五輪メダリストのケンブリッジだった。春先の故障から調子が上がりきらないケンブリッジは欧州での試合予定をシフトし、日本短距離の拠点スペインで桐生と白石のバトン練習にアドバイスするなど汗かき役に徹したことが今回のパスワークに結実した。土江寛裕五輪強化コーチは「予定をずらしてスペインに来てくれた。(練習を)やる価値は凄くあった」と賛辞を贈る。初めての組み合わせでリオ五輪予選の37秒68につぐ好成績をマークした。実戦デビューで手応えをつかんだ白石は「まだ改善する余地はある」と侍としての発言も板についてきた。

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